望み・未来

「人生勝算」前田裕二-この本は自分が歩む道を後押ししてくれる。

久しぶりにガツっとモチベーションが上がる本に出会いました。

「人生の勝算」前田裕二 著

ホリエモンや話題のキングコングの西野さんの話で、よく名前が出てたのでずっと気になってたのですが、SHOWROOMを作り出したと言う人がどんな人物か全く知りませんでした。

ちなみにSHOWROOMとはアーティスト、アイドル、モデルなどの配信が無料で視聴・応援が可能であり、iOSやAndroid端末、PCからライブ配信および視聴を行えるストリーミングサービスのことです。

ライブストリーミング、流行ってますね。

昔はリアルタイムで動画配信している人なんてテレビ業界の人や有名人だけでした。

今ではスマートフォンが普及しWiFiも自宅や外出先でも飛んでる、誰でも気軽に配信出来る時代です。

最初、前田裕二さんを見た時の印象は「何かチャラそう……」でした。

見た目で判断した馬鹿な僕を許してください……

しかし「人生の勝算」を読んだあとは、一気にファンになりました。(チョロい)

詳しくは本を手にとって読んでいただきたいのですが、なかなか壮絶な人生を幼少期から歩んでいる。

前田裕二という男は人間味があり、努力家でゴールの為なら惜しまず努力して、「縁」を大切にしてる人だなと言うのが私の感想です。

  • 「この最悪な状況から脱却したい」
  • 「自分の人生をより良くしたい」
  • 「仕事に対するモチベーションを上げたい」

このような悩みを持ってる人にオススメしたくなるような本です。

それで今回、読んでいて私が影響を受けた所をいくつか紹介しようと思います。

好かれる能力よりも好きになる能力

よくビジネス書では、人に好かれる能力を磨きなさいと説かれてますが、僕は逆だと思ってます。人を好きになる能力の方が、よっぽど大丈夫だと思います。

大学生の頃、現実やSNSでも自己承認欲求を満すためのアピール、「構って!」と言わんばかりのネガティブトークを発したりするしてました。

思い返せば重度の構ってちゃん。

「他人から好かれたい」「認められたい」という気持ちが強い人は現代人は多いのではないでしょうか。

「人に好かれる」というのは自分の意思ではどうにもならないことって多いですよね。しかし「人を好きになる」ことは、自分次第でどうにでもなります。

自分でどうにかならない事より、自分でどうになかなる事にフォーカスした方が私も良いと思います。

天気の受け止め方で同じようなことを私は思ってました。

晴れも雨も1日に必ず自然に起こる事象であって、当たり前ですが自分ではコントロール不可能なものです。

毎年雨が必ず何回も降るのに、それにいちいち反応して気分を下げてたら疲れますよね。

そんな時、雨が降ったら「いつもと違う景色だな、傘に雨が当たる音は中々聴けないし、耳を澄ますと以外にいい音だ。」

こんな感じでプラスに私は考えます。

そういえば、周りに「人を好きになる」能力に長けてる人が何人かいますが、みなさん魅力的で、いつもプラスのエネルギーで満ちている気がします。

「人から好かれる」ように張り切りすぎて上手くいかない人は、「人を好きになるように」視点を変えて行くと、違う結果が起こるかもしれませんね。

当たり前を徹底的にやり続ける

当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやり切る。それがビジネスで成功するために必要なこと、宇田川さんから教わりました。

実はどの分野でも、基本をやり続けている人は、意外と多くない。何か特別なことをする必要はなく、当たり前を徹底的にやり続けるだけで、他の人とは圧倒的な差がつくんだと、このとき知りました。

前田さんの所属する部署のヘッドだったのがこの宇田川さん。先輩からこの大切さを教わり、当たり前のことをやり続けたそうです。

会社に行くのは朝の4時半〜5時頃、電車はまだ走ってないので大手町のオフィスまで、自転車通勤。

株式のマーケットが開くのは朝9時なので、それまで4時間も資料の下調べや届いた新聞を読み込み、海外マーケット情報をアップデートさせ実務の下準備を完了させていく。

これを入社以来、当時はずっと続けていたそうです。

こんな努力を毎日やるのはかなりハードですよね。

しかし、同じ行動をすること自体は誰でも出来ます。特殊なスキルや技術がないと不可能というわけではありません。

何か華やかで特別な出来事を待っていたり、一発逆転する特殊なことをやるのではなく、当たり前のことを毎日することが大切なのです。

振り返ると尊敬する人は、誰よりも当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで毎日やり切ってたなと思いました。

選択と集中

選ぶ、ということは、同時に何かを捨てるということです。何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。人生の質を高めるには、選択と集中です。

去年私は「自分の人生をもっと変えたい!」そう思い、現状を変えずに持ってるモノを何も捨てずに変えようとしていました。

しかし全然うまく行きませんでしたので、ある行動をとりました。

貯めていた貯金を可能な限り学びに投資。毎日6作品ほど見ていたアニメは2作品へ減らして、SNSでスマホを見ている時間を読書に思い切って変更してみることに。

ちなみに過去に見たアニメは約350本。

一気に見るのを辞めましたので、なかなか辛かったです(笑)

そして徐々に環境が変わり始め、付き合う人も変わり良い刺激を貰ってモチベーションが高まりました、

たまにSNSなどを見ると他人が羨ましくなって、普段のいつもの日常生活に戻りたくなるような時が何回かありましたが、「自分にはこれが必要なんだ!」と強く信じでいたので、隣の芝生は青く見える時があっても浮気しません。

漫画「鋼の錬金術師」で有名な言葉があります。

何かを得ようとするなら、それと同等の代価が必要。

この作品で登場する錬金術におけるもっとも根本的な原理「等価交換」、無から有は作れないという法則。これは現実の世界でも同じですね。

仕事に狂うと決めている前田さんは、SHOWROOMに命をかけているそうですが、努力が正当に報われる仕組みを世に問うために捧げているのが「自分の人生」と言ってました。

等価交換として自分の人生を捧げてつくり上げるの景色を私は是非見ていたい気持ちでいっぱいです。

まとめ

何故題名が「人生の勝算」なのかは、読んでみると納得します。気になる人はチェックしてみて下さい。

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