降りかかってくる数々の悩みを全て受け止めるのはとても大変ですよね。
そんな時は現実逃避したくなってお菓子をたくさん食べたり、自分の趣味に没頭したりする人もいれば、異性にすがってしまう人もいる。
人それぞれ様々な形で紛らわし、どうにかやり過ごします。
しかしそうしていると、なぜか日々の生活の中で悩みがドンドン増えていく。
仕事や人間関係や体調での悩みが多い人は、結局何が問題でそのようなことが起きているのでしょうか?。
なぜなら「物事を直視できない自分」を「直視しない」からだと私は思います。
そして放置していた問題は違う形で自分に跳ね返って来るのです。
「何でこんな自分色々と上手くいかないんだ・・・・」と悩みに悩んでたどり着いた結論がコレでした。
このワードが腑に落ちると今までの問題が全て解決に向かっていく「きっかけ」になのです。
直視出来ない現実→放置
仕事でミスをして本当は上司に報告しないといけないのに報告をせず、他の急ぎの仕事に手をつける。
恋人と喧嘩して謝らないといけないのにハマっているゲームをプレイしてしまう。
または体調不良になることが多いので「糖質制限してダイエットしないと!」と意気込んだものの、糖質制限反対派の情報ばかり集めてしまう。
これらどれも実は根本的な原因は同じだったりします。
目の前の解決すべき問題があるが、すぐに取り組まずに放置する行動は誰しも経験があるはず。
現実を直視できず、その後の代わりに行動する事柄は人それぞれ。
そのまま何もしないで時間が問題を解決するのであればそれで全く問題はないのですが、残念ながらそうならない場合がほとんどですよね。
もし運が良く解決してくれたとしましょう。仕事であれば本来上司に報告せねばならないことを連絡せず、1ヵ月がいつの間にか経ち問題自体がなくなってしまった。
「怒られず自分の評価も下がらないし、安心して仕事を淡々と続けてられる。」
しかしこの後に降りかかって来る問題は違う形で自分に試練が降りかかって来るのです。
違う形で降りかかる
解決すべき問題や直視出来ない現実→放置→跳ね返る→違う形で問題が自分に降りかかる。
このプロセスを私は勝手にメビウスの輪論と呼んでいます。
メビウスの帯(メビウスのおび、Möbius strip, Möbius band)、またはメビウスの輪(メビウスのわ、Möbius loop)は、帯状の長方形の片方の端を180°ひねり、他方の端に貼り合わせた形状の図形(曲面)である。メービウスの帯ともいう。
数学的には向き付け不可能性という特徴を持ち、その形状が化学や工学などに応用されているほか、芸術や文学において題材として取り上げられることもある。
- 人間関係
- 家庭問題
- 恋愛問題
- 夫婦問題
- 子育て
- 病気
- お金
これらの放置していた問題や直視できずに逃げてしまった影響は反転して、一周してから自分の元へ帰ってくる。
違う形ではあるが実はどれも似ている(フラクタル)のである。
物凄く大袈裟に言うと、これは宇宙の一つの心理ではないかなと私は思います。
自分でやりたくないことや言いたくないことを言ってしまったりすると、それがまた実生活に跳ね返ってきて、後悔したりうまくいかなかった経験は万人にあるでしょう。
この人間の心理の基本原則のようなものを知らないと、永遠に囚われ無限ループに陥ります。
腑に落ちるほどの自覚が大切
脱却する方法は一つ、自分がメビウスの輪であることを協力に自覚して、直視できない自分を直視すること。
人間は必ずメビウスの輪のごとく、自分を反発させ逆転させて生きていくように、つまり必ずうまく行き続けることはないように設定されているのだ。
なので脱却するには自分がその渦にいるということを知識レベルでなく体感レベルで自覚して腑に落ちること。行動レベルまでにすることが大切だと思っております。
「他の方法はないのかな。。。」
そう思って他の方法を探す行為はまさにメビウスの輪の跳ね返ってくる直前、いかなる方法もないのである。
まとめ
いかがだったでしょうか?
おそらく「そんなの分かってる!それでもそうなってしまうんだよ!」と言いたくなるかもしれません。
それでも前に進むために一度踏みとどまて直視できない自分を見つめてみてください。
おすすめは思いっきり考える時間を作ったり、普段会わない人やエネルギッシュな人にあう。
または自然豊かな場所に行くことです。