望み・未来

【成功はアート、失敗はサイエンス】成功本を読んでも意味ない?

こんにちは、リュウキです。

  • 夢や目標のためにたくさん本や動画を見てるのに、全然上手くいかない
  • たくさん努力しているのに、なかなか結果が出ない

このような悩みを持っている人は多いと思います。

私も成功したいと想い、ガムシャラに頑張っているのになかなか結果が出なくて悩みました。

結局、何が自分には足りないのか。

田中修治さんの2作目「大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~」にヒントが書いてありました。

目次を見て真っ先にそのページを何度も読んだくらいにこの考え方は大切なので、僕の経験を含めて共有したいと思います。

成功はアート、失敗はサイエンス

結論、「成功体験が書いてある本を読んでも成功できない」ということ。

私はこの言葉を思いっきり否定したい気持ちですが、自分の経験を思い返すと真実だなと感じます。

成功本は参考にならない

「成功はアート、失敗はサイエンス」。

何回でも声に出して読みたいこの言葉。

田中修治さんを簡単に説明すると、OWNDAYSというメガネ会社の社長さん。実話小説「破天荒フェニックス」はドラマ化もされました。

起業したり社長になりたい人へオススメしたい本です。小説としてもめっちゃ面白いので気になる方は読んでみてください。

さて、本題に戻ると世の中にはビジネスのほとんどが成功本。

  • 「こうやって私は成功した」
  • 「人生をよくする10の方法」
  • 「ヒット商品を生み出すコツ」

こんなことが書かれていますよね。

では読んだ人たちが実際に成功しているかと見渡すと、9割以上の人が再現できてない。「ダイエット本」もたくさん出版されてるけど、結局みんな痩せられず途中で諦めてしまう。

だから永遠と出版されている。

「読書量は年収に正比例する」と本に書いてあったので、年収上がるのなら読んでみようと1年間で100冊本を読んだことがあります。

1年間で本を100冊読んでみて学んだこと。「読書量は年収に正比例する」と本で読んで、年収上がるんだったら読んでみよう決意してやってみました。 元々読書をすること自体はとても...

たしかに知識は増えて読む速度が格段に早くなりました。ビジネス本だけではなく整体師として健康本もたくさん読んでいたので、大きな投資になったのは確かです。

しかし残念ながら、他人の成功体験を参考に、自分も成功できたと感じることは一度もありませんでした。

「好きなことを仕事にすべし!」という考え方で成功している人もいれば、「好きなことを仕事にしないほうがいい!」という考え方で起業をしている人もいる。

言ってることは正反対なのに成功しているのです。

成功するパターンは千差万別であり、誰でも使える必勝法は存在しないのである。

「結局、人から学ぶことは無駄なのか・・・」

そんなことはありません。田中修治さんはこう答えてます。

いろんな人のやり方を学んでやってみて「これは向いてないな」と試行錯誤することはとても大切だ。その中で「この人のこのパターンと、この人のこのパターンをミックスし、これが自分のキャラクターには一番あっているな」と自分なりの成功パターンを見つけていくことが大切なのであって、闇雲に誰かが成功したパターンを学習すれば良いということではない。

人から学んだ内容を自分ごとに置き換え試してみる。そしてうまくいったことは取り入れ、うまくいかなければ、違うやり方を取り入れてみることが大切なのだなと私は学びました。

モチベーションを上げるため、ビジネス本や自己啓発本を読むのはアリ。

けれどもその成功体験を丸呑みして行動するのは、たぶん失敗しますので注意。

学ぶべきは「失敗するパターン」

成功を学ぶより大切なことは「失敗を管理すること」が大切ことだ。

野球監督の野村克也さんの言葉で「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言があるそうです。

野球の試合では相手のミスが重なりたまたま勝つことはあるけれど、負けるときには必ず何かしらの理由があるという考え方。

これは野球だけでなくビジネスの世界でも個人の問題でも一緒ですね。

OWNDAYSの販売現場でもこの考えを大切にしていると本で述べています。

売れる接客にあまり共通点はなかったそうで、ただ「クレーム」に関してはほとんど同じ原因で引き起こされるのもばかりでした。

販売員が若い女性だろうが、おじさんだろうが、新人だろうがベテランだろうが、クレームは全て原因パターンが決まっている。

  • 約束した時間にメガネを受け取れなかった
  • 事前に言われていたのと違う値段を会計で提示された
  • レンズが左右逆に入っていて土が合わない

これらのクレームに繋がるミスが発生するパターンを研究して、同じミスを起こさないよう仕組みを作ったり、重点的に教育をすることによって、論理的には全てのクレームを発生させないよう努力をしているのです。

これは田中修治さんの企業経営の根底にある「失敗しない」があるから。

テレビ番組はアニメくらいしか見ないのですが、テレビ朝日系列で放送されているバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は成功者の失敗をおみしなく教えてくれてる数少ないためになる番組。

個人的に武田真治さん出演回が神回です。→アメーバTV(現在は見れなくなってるようです。)

武田真治さんの書籍でもテレビだけでは語れない失敗談を語ってくれてます。

読むと「こんな大変な人生を送っているのか」と驚くことばかりでした。ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

要点まとめ
  • 成功体験が書いてある本を読んでも成功できない
  • 自分なりの成功パターンを見つけていくことが大切
  • 成功を学ぶより大切なことは「失敗を管理すること」
今回のおすすめ本

 

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