最近インプットばかりでアウトプットをおろそかにしていると思い、 樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全 」がだいぶ売れているようなので書店で買いに行きました。
実は昔に樺沢紫苑さんのセミナーへ行ったことがあります。その時から樺沢さんはアウトプットを誰よりもしてました。
ルンルンで書店へ向かい、すぐに見つかったので買おうとしましたが隣に何やら近い題名で面白そうな本を発見。
「結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術」
「同じアウトプット本だしカバちゃん(樺沢紫苑さん)の本で良いかな〜」パラパラと読んでみたのですが、普通に面白くてそのままレジへGO。
家でじっくり読んでみました。
その中で特に気に入った文書を一部取り上げて、少し感想を書いてみようと思います。
インプットよりアウトプット
これから求められるアウトプットは、「情報に自分なりの解釈を加え、わかりやすく伝えること」
今の時代でもっとも大切になってくるのが情報編集能力。
何故なら、欲しい情報をGoogleで検索すれば一発で表示される時代であり、情報が飽和状態であるので編集された情報でないと目新しくないのだ。
そんな中でありふれた情報や知識を再編集し、自分なりの言葉で発信すれば、それは新しい価値となるのです。
その価値を提供できる人が影響力を身につけ、現実でもネットの世界でも活躍している気がします。
なので、これから影響力が欲しいとか自分をもっと表現していきたい人は「自分の言葉に変えて発信する」ことを繰り返して行くと、自ずと影響力が増して来るのではないでしょうか。
インプットだけではダメということですね。
私もインプットだけして知識レベルまでで終わってしまい、行動レベルまで落とせてない部分がありますので気をつけています。
インプットだけで満足してまうので「1日絶対に2回はSNSでアウトプットするようにする」など工夫して強制的にアウトプットする機会を作るのはオススメです。
思い返すとダイエット本がこれほど出版しているのにも関わらず、実際に成功している人が大多数なのはインプットで終わっているからではないでしょうか。
ダイエットも強制的にランニングや筋トレを実行するようにしてる人は成功しています。
いい仕事をしても誰にも知られていない人と知られてる人の違いは、大衆にアウトプットをしてるかどうか?
他人のマニアックな記事を昔から読むのが好きで、「他の人と比べてもこの人のブログ記事はかなり濃くて面白い、しかも社会貢献としてもバリバリに活動している。けどなぜ世間に知られて。」と思うことが多かった。
その差はSNSや動画をうまく利用できてるかが大きいことに気付きました。
TwitterやFacebook、 InstagramやLINE@をフル活用しても、情報過多の時代だと特徴がなければ見つかりにくいし、スグに忘れ去られてしまう。
そうならないためにも、大衆に大量にアウトプットすることがとても大切です。
けど大量のアウトプット、いわゆる「量」も大事ですが、質も大事になってくる。
あなたが「この情報を伝えたい」という「熱」さえ持てば、文書テクニックうんぬん抜きにしても十分さまになるということです。
こだわりの「好き」の部分をさらけ出し、止めても思いが溢れてしまうものが偏愛です。この偏愛を文章としてアウトプットすることがとても重要。
その文章が下手でも好きが本物であれば、その熱量は読者に伝わりココロを動かす。
偏愛をさらけ出すことは簡単そうで難しい、「嫌われたらどうしよう」「変に思われたらな…」と本当は周りに知ってほしいけど一歩踏み出せないことが多いのではないでしょうか。
音楽と本とアニメを愛していると断言できるくらい私は好きなので、話しても大丈夫な人を見つけたらウザいくらいに話してしまいます。
話す相手を間違えるとドン引きしてしまうため、最初はSNSでもセーブしていました。しかし思った以上に他の人も偏愛を持っていると気付いたので今ではだいぶオープンになってきましたね。
一歩踏み込んで公表すると、意外にも「私も好きなんです!」「すごく共感できます!」なんて人がネット上でちらほら現れるものです。
「誰に何と言われようと好き」な分野がやがて共感され広まり価値となる。文章が下手でもどんな内容であろうと偏愛の熱量は人を魅了すのだ。
ただし、書くときに注意点がある。それは誰にもわかるように書くこと。
自分にしか変わらないことをたくさん書いても、読み手は何も面白くありません。
偏愛すぎて専門用語ばかりになり、読み手を置いてきぼりにしてしまうと熱は伝わっても共感は生まれないのです。
目安としては、小学生でもわかるくらいに読まれたい文集にすること。これがやってみるとわかりますが、意外と難しい。
- シンプルである
- 読みやすい
- わかりやすい
この3つが大切です。
ここまでいう私が全然できていないので、わかりにくかったら言ってください(笑)