肩こり腰痛と長年お友達の人、実は結構それマズいことかも知れません。。。
第一三共ヘルスケア株式会社さんの調査によると、30代・40代の肩こり持ち(27,284人)と腰痛持ち(23,391人)を対象に、それぞれの経験年数を聞くと、肩こり持ちの肩こり歴は平均12.4年、腰痛持ちの腰痛歴は平均9.9年といずれも長く、 肩こりも腰痛も慢性化していることがわかりました。
男女別の平均を見ると、肩こりは男性(10.2年)より女性(13.9 年)の方が、腰痛は女性(9.5年)より男性(10.4年)の方が長期化しています。
何故凝りが慢性化すると恐ろしいことになるかと言うと、それは固有感覚の低下です。
私が色々とお世話になっているともしび整体院院長の坂出公平さんから教えて頂いたことをシェアしようと思います。
固有感覚の低下は筋の緊張をコントロールすることが出来なくなり(常に短縮して収縮しているか、伸張して収縮しているか)、 筋の滑走性が失われることにより、 可動域制限、痛み、筋力低下等を引き起こします。
またそれに伴い、 呼吸が浅くなり、 筋緊張のコントロールに必要な酸素を十分に吸えなくなってしまうのです。
また、筋が緊張していることで酸素の消費量は増えてしまい、この悪循環にハマってしまうと、 自律神経系や循環器系、それに加えて消化器系等の問題も引き起こす可能性が出てきます。
そのため、 固有感覚を正常化に戻し、 早めに筋の緊張をコントロール出来るようにして、筋の滑走性をしっかりと促すことが症状改善の近道だそうです。
慢性化した凝りが知らず知らずのうちに、ここまで身体に大きな影響があるなんて驚きですよね。
放置せずに早めに対応していきましょう。