1日の中で、「楽しい」「嬉しい」「誇らしい」「清々しい」などプラスの感情がたくさんあると良いのですが、現実は「辛い」「悲しい」「いらだたしい」「腹が立つ」などマイナスな感情も多いですよね。
むしろマイナスの感情の方が多くて、「毎日が全然楽しくない……」なんて日もあります。
感情的になる事は別に悪いことでないですが、感情的になったことによって建設的な方向へ行かない場合がある。
- 感情に振り回されて他人に八つ当たりをする
- 問題の解決方法を冷静に考えられなくなる
- 目の前の重要な仕事をしくじったりする
これらは出来れば避けたいと思う人がほとんどでしょう。
そのための1つの解決方法として、「全ての感情を娯楽にする」と言う方法があります。
「そんな悟りのようなこと、出来るわけないやろ!」と突っ込みたくなりますが、もし出来たら最強だと私は思うのです。
何たって全ての負の感情さえ娯楽になり、無意味に悩まなくなる。
本気でやると、何も恐れることの無い最強の思考法となります。
感情に振り回されている人は参考にしてみてください。
今感じてる感情は娯楽である
日本で暮らす私たちは、現代人の人類とは違い、巨大な動物に襲われることも、飢餓する不安もありません。生命の危機を感じることは、相当特殊な環境で生活してなければめったにないですよね。
生命の危機に晒されているなら、「危険だ!」「怖い!」という情動は生命の維持に必要です。
この機能があったから、人間は肉食の野生動物との接触や高い所から落ちたりする事などで、命を落とす前に回避できたのでしょう。
しかし現代の私たちの感情の動きは、生命維持とは何の関係がありません。
生命維持のために、感情の動きが絶対的に必要な人が今いたら相当特殊な環境の人でしょう。
必要ではないが、あっても良いものを「娯楽」と呼ぶのであれば、現代人にとって感情「娯楽」ということになります。
好きなテレビ番組を見て「楽しい」、感動番組を見て「泣く」、切ない曲を聞いて胸がキュンとします。
私たちは感情の動きを日々娯楽として頼んでいることが分かりますよね。
ところが、実生活で映画のような出来事が現実にあると娯楽にできません。
映画館で失恋のシーンで泣いたても次の日はケロッと何事もなかったよに過ごせますが、自分が実際に失恋すると人によっては1年以上も引きずり、マイナスの感情に振り回されてしまいます。
私も昔、失恋して2年以上悩んでネガティヴなオーラを毎日出して過ごしていた時期がありました。みんなそんな時期ってありますよね……
しかし、よくよく考えたら先ほど言った「怖いっ!」のような重要性はありません。
「腹が立った」「嫉妬する」「後悔する」などの感情は、生きる上でマイナスにこそなれ、プラスにはならないことが多いのです。
振り回されて意味の無い感情は捨てる
とはいえ、「悲しさや寂しさをたくさん知るほど、人間は心豊かになるのだ」「優しさや思いやりの感情って大事じゃない?」という疑問が出てくる。
ロボットじゃあるまいし人間感情的になるのが当たり前で、湧き出た感情も全て大切にして生きていきたいと言う意見もある。
しかしここで重要なのは、「振り回されて意味の無い感情は捨ててしまえ!」ということ。
- 感情に振り回されて他人に八つ当たりをする
- 問題の解決方法を冷静に考えられなくなる
- 目の前の重要な仕事をしくじったりする
多分これらを実際に起こっている人は、無意味な感情に振り回されてなってしまったのかもしれません。
感情に振り回されてなければ、冷静になり問題点を探したり、第三者として自分を見ることが出来たりと余裕が生まれるので、こんな事は起こらないはず。
私は人間の感情や喜怒哀楽はどれも絶対的に必要であり、どれが良いどれが悪いなんて無いと思ってます。
ですが感情に振り回さ過ぎて他人に迷惑をかけたり、自分の夢やゴールが遠退いてしまうのは、ちょっと違うかなと。
本当に悲しいことがあって、ネガティブになり過ぎて友人関係や仕事がうまくいかなくなるより、「悲しさも人生の味わいのうち」と娯楽として扱って行く方が絶対に良いですよ。
悲しいことや辛いことなんて、生きていれば今後たくさん出てきます。絶対に誰も逃れられないのです。
だったら全ての感情を娯楽として生きた方が、なんか人生楽しくなりそうじゃないですか。
自分の夢やゴールに無意味な感情はどんどん捨てちゃいましょう。