身体より楽器を大事にする音楽家

音を楽しむと書いて「音楽」と読む。しかし、楽器を楽しむ中でいろいろなトラブルに巻き込まれるのが事実で、それが物理的な問題だったり精神的な問題だったりします。

私自身、友達に誘われたのがきっかけで高校生から軽音楽部に入りギターを演奏してきましたが、様々な悩みに直面し頭を抱えたことが数多くありました。

避けられるものなら避けたいものですが、現実問題なかなか難しく、身体が最大限に発揮されるポテンシャルを常に維持することは大変。

今回は音楽家が楽しく健康に過ごすために直視すべき事はたくさんありますが、その中でまずこの問題を上げたいです。

身体より楽器を大事にする。

音楽家の勉強と練習は繰り返しで成り立っている

たくさん練習しているうちに身体に意識を向けなかった結果、いつの間にかボロボロになっている人が多いのが現状。

身体が耐えられる限界を超しての練習は長い目で見ると良くないかなと思います。

身体も大切な楽器、みなさんは大切に持っている楽器のチューニングを当たり前に一人でできるかもしれませんが、自分の身体をチューニングすることはできますでしょうか。

楽器との出会いは5年10年以上の付き合いであるが、20年30年の付き合いである自分の身体が狂ったときにチューニングできないのは「身体より楽器を大事にしてきた」が理由の一つでしょう。

経験上ですがバンドマンで少しでも健康に意識が高い人はあまり見ません。(笑)

スタジオ終わりに「よっしゃ!飲むおぞ!!」と楽器を持ったまま居酒屋で酒と炭水化物をたくさん摂取、ちょっと一服するために外に出てタバコで一服。

食べ終わったらそのまま締めのラーメン屋さん、更に化学調味料もりもり(居酒屋で十分入れてますが)胃袋にぶっこむ。

その時は本当に楽しいのですが次の日が身体が重く、ましてや仕事だったらなおさらキツい。(バンドマンなら一度は経験してるはず・・・)

実際に病気になり音楽活動をやめざる負えない人がいるので、たまにならいいのですが月に3回位ある人は少し見直したほうが身体のためでしょう。

対処法「まずは意識しよう!」

行動はすぐに変えることは難しい、ですが意識はその日から変えられる。

まずは身体には少なからず楽器と同等、もしくはそれ以上のケアが必要であると考えるといいのかなと思います。

楽器を演奏したり歌ったりすることは、身体にとっては大変な負担だということを肝に銘じるといいでしょう。

ヴィオリンの場合は0.5kgですが、エレキギターはだいたい3〜4kgほどですので身体に係る負担を考えると全然違いますね。

エレキギターを1時間立って練習しているだけで血流が悪くなり肩凝りになることが多かったです。

基本は、適切な練習量を保つことと練習リズムを調整してチェックすること(たとえば練習時間を3日ごとに30分を限度として段階ごとに増やす)、心身の健康に注意を払う。

そして姿勢や人間工学的な問題を軽視しないことである。

ちなみに自分の身体をチューニングするなんて出来ないなんてことはありません、いくらでもやり方があります。

持っている楽器のチューニングができるのは、楽器の原理原則と特性とチューイングが狂う要因、そして音を合わせる具体的なやり方などを知っているからですよね。

身体も同じなんです。

身体がどうなっていてどのような反応が出るかなどの原理原則、また何をしたら不健康の道へ一歩進んでしまうのか、具体的にどのようなことをしたらいい状態へ戻せるのかを知って行動をすればチューニングを合わせることは可能です。

ただ身体の難しいところは楽器より精密機器なこと。

しかもめちゃくちゃ個体差があるし過去にしてきたこと(食事や運動)がモロに反映され、歴が流れれば長いほどチューニングして一時的に良くなっても戻りやすい。

10年間身体に対して意識もしてないしアプローチもしなかった人が1、2ヶ月頑張ったところですぐ戻ります。

だからこそ日頃の意識や行いが大事なんです。

まずは意識から変えていく、それが第一歩だと思います。

私はギターを始めたばかりの頃、がむしゃらに無理に弾きすぎてばね指になってしまい、弾くときが今でも弾きづらいです。たまに弾いてて嫌になるときもありました。

ギター・ベースを弾いてバネ指にならないための方法、改善。

そうならないためにも、少しだけ時間を作って身体に意識を向けてみてください。

ちょっとでも興味を持ったら自分でもいろいろ調べてみてください。

ストレッチだったら一度は自分でやったことあると思いますし、この本とかおすすめです。

こんな記事も書いたので参考程度に。

少しでも役に立っていただけたら幸いです。

整体師が教える、DTM作業で肩こり腰痛にならない7つの環境づくり

「脱力して演奏するために重要なのは?」頭と背骨の関係性。

バンドマンに知って欲しい病気になるプロセス。