前半では子供に「なぜ勉強しなくてはいけないの?」と言われたら時の僕なりの回答をしました。
後半はの落合陽一さんの回答をお答えします。
その前に「落合陽一」とはどんな人なのか。
たくさんの肩書きを持ちすぎて説明しずらいのでwikiで調べるとこんな感じで出てきます。
落合 陽一(おちあい よういち、1987年9月16日 – )は、日本の研究者、大学教員、博士(学際情報学)、メディアアーティスト、実業家。
現代の「現代の魔法使い」とも呼ばれ、一児の父でもあります。
私が激推ししている1人。
子供は先手性の障害の口唇口蓋裂があったようですね。
気になる人はググっててみてください。
「なぜ勉強しないといけないの?」と聞かれたら
「なぜ勉強しないといけないの?」と子供に言われたらの答えをこのように落合さんは思っているようです。
「新しいことを考えたり、新しいことを身につける方法を学ぶため」
特定の勉強の内容よりも、勉強し続けることを止めないことの方が重要という価値観なのです。。
「学校の勉強なんて社会に出たらまるで役に立たない」とよく言われますが、その考え方の大きな間違えは、教育にある「コンテンツ」と「トレーニング」という2つの要素のうち、後者の持つ意味を正しく理解していないことです。
学校で学ぶ数式や漢字(コンテンツ)は確かに大事です。
計算式や漢字を大人になってから使わなくなるなんて人はいないでしょうし、出来ないと社会に出て苦労する事が多くあります。
私は今でも漢字が苦手で、他人が読む書類を書く時に分からない漢字がいくつもあるせいで何度もスマホを開いて調べます。
結構めんどくさいし漢検3級に出題する漢字さへ思い浮かばない時があるので、若干恥ずかしいですね。
数式も覚えて損は無さそうですね、日常生活や会社でよく使う式もありますし。
数字に強い人は世の中でも重宝されているのを見ると数式にたくさん触れておくことは将来社会に出た時に必ず役に立ちます。
しかし、それ以上に学習する訓練(トレーニング)を怠っていたら、社会に出た時に新しいことを学習する方法がわからずに、自分の経験を使えない人になってしまう。
社会に出たら常に自らをアップデートしないと付いていけない事なんてたくさんありますし、自分の経験して使えずに「そうなんだ」「すごいな」で終わってしまってはもったいない。
何才になっても新しいことを身につけられるスキルは若い時にいかにたくさん新しいことを習得しようとしたか、それを実際の現場で使おうとしたかと落合さんは言います。
学校の勉強は全然しなかった私ですが、カードゲームやテレビゲーム内では新しいことをするのが比較的好きで、新しいデッキ作りや新しい武器をゲットしたら早速装備して戦いに行くことをしてました。
おかげで早くからこれは自分には合わないから違う構成で新たにデッキを作ろうとか、こっちの武器のが効率が良いなんてことが直ぐに分かり方向修正は早くなった気がします。
新しいことを学ぶ必要がある時に、「どう学ぶのが自分にとって効率的か」を知っていると非常に有利になります。そのためどうやってその状態に自分を持っていけるのかを考えながら、常に勉強し続けることが大事になってくるのです。
これは「いい大学に入るために勉強しなければならない」という現状の社会のルールや資格を前提とした無批判に受け入れられた回答とは、まるで違う意味合いを持っています。
100年時代を育てるには、親の世代も人を教える立場にあたる自分自身の価値観もアップデートしていかなければならないでしょう。なぜ学校に行かなければならないか、という問いの答えは、子供とともに考え続けていかなければならないのです。
前の記事にも書きましたが、子育とは親が子供を育てるのではなく子供が親を育ててくれるものと考えます。
厳しい言い方かもしれませんが、子供が育つにつれて子育てが難しく感じるのは親が子供と一緒に育ってないからではないでしょうか。
とんでもないスピードで成長する子供に負けないくらい親も成長してきたいですね、先月産まれた子供を観察していてそう感じます。
ただママさんは子供の一緒にいる時間が長いので頑張りずると体調崩してしまう可能性があることを考えると7割頑張るからいがちょうどいいのかなと。
今回参考にした落合さんの『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』(タイトルめっちゃ長い)はこれからの子育てに役立つこと満載なので、是非チェックしてみて下さい。