Amazonで気になる本を見つけた。
松尾 伊津香の書籍「一生太らない魔法の食欲鎮静術」。
「無理なくやせて、一生太らない体をつくる」ための方法を書いた本で、こんな人におすすめです。
- リバウンド経験がある
- 食事制限をしてもダイエットできない
- 運動してもうまくいかない
- 結局食欲に負けてしまう
- 摂取量とか計算がめんどう
逆に「栄養学」「カロリー計算」「特定の食材や調理法」などが知りたい方はおすすめできません(笑)
なぜならこの本は「考え方」を中心に書いているので、具体的なことが知りたい人は欲しい情報が手に入らない可能性があります。
しかし、ダイエットに失敗している人やリバウンドをする人は、方法論は知っているし実践しているが「マインド」が確立していないから失敗している。
なので、ちょっと違うアプローチや考え方で挑戦して見ようという人は、ぜひこの本をとって挑戦してみてください。
食事制限は必ずリバウンドをする
ダイエットを失敗している人の考え方でこれが上げられます。
「ダイエットは我慢との闘い」。
友達のSNSを見れば「こんなの食べたよ!」とインスタ映えをした写真を見て食欲をそそられ、コンビニに飲み物を買いに行くだけで甘いお菓子やアイスがレジ横に陳列。
そして友達や会社の居酒屋にダイエット中なのに誘われ断れずOKしてしまう(あるある)。
せっかく食事制限をして数週間我慢していたのに、誘惑に負け「今日くらい良いよね…」と口にくわえたら最後。
そこから縛っていた鎖が外れて「糖質は脳に必要なエネルギーだから(本当は間違い)」と食べ続け、結局リバウンド。
患者さんでもたくさんお話を聞きますが、何も考えずの食事制限はほとんど失敗しています。
なぜなら食事を制限することこそが食欲暴走の原因となるからです。
そもそも「食事制限」という言葉は、もともとアスリートのためのもの。ある一試合の「その瞬間」に最大のパフォーマンスを発揮するべく、一定期間だけ食事を変え、体をつくりこんでいくためのものであって、生活の中心が体を鍛えること、運することであるプロだからこそ行える手法です。つまり食事制限は、達成したい目標のために我慢や努力を伴って行うものなのです。
ダイエットが広まった背景にはアスリートがする食事制限が劇的に変わることから広まったらしいですね。
アスリートは1試合のために最大のパフィオーマンスを発揮しなければなりません。
そのためにトレーニングに加えてストイックな食事制限をおこない試合に望みます。そして試合が終われば元に戻っていきます。
しかし私たち一般人は一点集中でゴールを目指すわけではありませんよね。
「一時的に痩せる」ことではなく「痩せたままでいること」が目的です。
だから食事制限をずっと続けていくのは本当に大変なのでおすすめしてません。
ちなみにわたしだったら食べない物の代用をしっかり決めて、まずはそれだけはいくらでも食べていいルールで始めます。
食事制限をせずに痩せられる方法がこの本にはたくさん書いてあるので、ぜひ手に取ってみて下さい。